★何とかGWを乗り切ったという感のあるNYダウの動きだった。4月27日から4日下落し397.36ドルの下落となった。そのため、GW明けの東京株式市場の下落を懸念する動きとなっていたが、5月3-4日の上昇で4月27-5月4日の下落は59.83ドルとわずかな下落まで回復した。
また、5月3日には一時200日線(紫線)を下回るも下ヒゲ陽線で終了し、週末5月4日では200日線がサポートとして意識され下抜けせずに大幅上昇して終了した。
さらに、1月26日高値26,616.71ドルから約8.84%の下落率まで回復している。
以前からコメントしているように、1月26日高値から10%超下落すると、不思議と株価が好感するような発言や報道が伝わる。『見えざる手』による管理相場の様相となっている。
週末でも下落基調となっていたNYダウが著名投資家のバフェット氏が1-3月にアップル株を買い増ししたと伝わると、一気にIT株が買われ指数を持ち上げた。おまけに200日線を下抜けせずに、前日ロウソク足に対して上値・下値を切り上げる上昇となった。
トランプ大統領の支持者は50・60代の白人や退役軍人が多く、年金生活者が支持者となっている。そのため、米国第一主義でも、株価が崩れては支持者の年金に打撃を与えることになり、いずれ不満が高まり支持者が離れていってしまう。そのため、史上最高値である1月26日の高値から10~12%の下落に抑えているようにしか見えない。また、過熱感のあった米国株にはちょうど良い調整下落となっている。米中間選挙がある11月までは、大きな株価下落はトランプ政権にとって命取りになることから、20%を超えるような下落にならないような管理相場が予想される。
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