★豪ドル/円の日足では、ダブルボトムを形成しつつ戻り基調が続いているが、25日移動平均線(青線)85.54円が上値抵抗ラインとなっている。また、12月4-5日では、200日移動平均線(紫線)と260日移動平均線(茶線)が上値抵抗ラインとなり下押ししたことや記憶に新しい。ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:46.10、%D:42.73と%Kが%Dを上抜けしており、戻り基調を維持していることになる。
12月5日高値を86.20円のダブルボトムネックラインを上抜けるようならば、75日移動平均線(緑線)87.18円が視界に入る。
10月小売売上高が予想を上回ったことや、豪準備銀行(中央銀行)の声明でインフレ見通しが変更されなかったことから、豪ドル買いが一時優勢となった。しかしながら、7-9月期国内総生産(GDP)が予想を下回る伸びとなったことや10月の貿易黒字額が大幅に縮小したことから、豪ドルは伸び悩んだ。14日発表の11月雇用統計が手掛かり材料になる可能性が高い。豪準備銀行の声明では、成長やインフレの見通しは変わらなかったが、「家計消費の見通しが不透明要因」と指摘している。11月失業率が市場予想と一致した場合、早期利上げの可能性は低下し、豪ドルの上値を抑える可能性が高い。
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