FITS エコノミックレポート

★ランド/円の一目均衡表日足では、雲の上限や先行スパン2が上値抵抗ラインとなり、雲の中を迷走している。ただ、転換線5日（茶線）、転換線9日（赤線）、75日指数平滑腺（紫線）が下値支持ラインとなり下値を押さえる展開となっている。

気になるところでは、基準線（青線）が下向きとなっており、中期的には買い方に含み損が発生していることを示している。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）では、買われ過ぎ域から下落基調となったが、再び％Kが％Dを上抜け戻り基調となっている。

一目均衡表では、4月6日に雲のネジレがあり相場が転換しやすい節目となる。ネジレでは反転や加速しやすいが、現状のようなもみ合い相場ではトレンドが発生する可能性がある。3月1日からもみ合い相場が1ヶ月以上継続していることで、トレンドが出ると大きく上振れ・下振れしやすいので注意が必要となる。