★ユーロ/円の日足では、逆三尊底のネックラインとなる3月13日高値132.43円を上抜けしたことから、上昇トレンドが強まる可能性も出てきた。また、一目均衡表では転換線5日(茶線)132.36円、転換線9日(赤線)131.48円が上向きとなっており、短期的には上昇トレンドが継続している。また、遅行線(緑線)も26期間手前のロウソク足を上抜けしてきていることから、強い上昇基調となっている。
ただ、52期間の高安の中心値となる先行スパン2(灰線)133.06円を当日に引き直すと、上値抵抗ラインとして意識されている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:85.14、%D:86.26は買われ過ぎ過熱感が出ていることから、調整下落となっても不思議ではない。ストキャスティクスは、トレンド発生時では一旦下落調整となるものの、そこが良い買い場となるダマシを発生することが多い。
そのため、現状では売り目線よりも押し目買い目線で相場を見ていきたい。ただし、再びネックラインを下抜けると、リタンリバーサルからの下げとなり大きな下落基調となることには注意が必要となる。
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