★ユーロ/円の一目均衡表の週足では、下落基調が続いていたが一目均衡表の雲の下限がサポートとなり、一旦下げ止まった。ここで重要なことは、基準線(青線)は相場そのものの基準であり、ロウソク足が基準線の下に位置していることから『弱い相場』である。また、基準線が示す方向が相場の方向性を示すが、下向きとなっていることからも弱い相場となっている。そのため、戻りがあっても転換線9日(赤線)130.04円までの戻りが限界となると言われている。
また、52期間の高低の中心値である先行スパン2(灰色:当日線)を下抜けしており、遅行線(緑線)も26期間手前のロウソク足を下抜け(逆転)していることで、買い方は含み損を抱えている。
さらに、26期間先の先行スパンでは先行スパン1が下向きとなり先行スパン2とデッドクロス寸前となっている。先行スパン2が先行スパン1を上抜けすると下落トレンドとなる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、%K:18.43、%D:18.99と売られ過ぎ域まで下落していて、%Kが横ばいとなってきていることから、下げの勢いは鈍化してきている。ただ、ストキャスティクスは、トレンド発生時には戻り売りのダマシが発生しやすいことから注意が必要となる。
中期トレンドでは、下落基調が継続していることから、短期的な戻り局面では戻り売りが入りやすい。雲の下限の124.66円を下抜けすると加速的に下落するリスクもある。
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