FITS エコノミックレポート

★ユーロ/円の週足では、ダブルトップのネックライン118.19円を下抜け前週は大きく下落したものの、今週戻り基調となっている。相場では、ネックラインを一旦下抜けしても戻り基調となるリターンリバーサルがある。ただ、ネックラインまで戻っても上値抵抗ラインとなり、再び下落基調となるとより大きな下落となることがある。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、%K:12.36、%D:11.13と売られ過ぎ域から%Kが%Dとゴールデンクロスし始め%Kは上向きとなっている。

前週まで5連陰となっていることから、一旦戻り場面があっても不思議ではない。ただ、今週は陽線であっても、上値・下値切り下げロウソク足であることに注意が必要だ。前週高値の118.07円を上抜け出来ないと、下落トレンドが継続していることになる。今晩の欧米市場で118.07円を上抜けするかが焦点となる。