★ユーロ/円の日足では、3月28日以降陰線が11日続いている。そのため、値頃感からユーロ買を進めたいところだが、注意が必要。何故なら、ロウソク足で前日10日の安値117.41円を下抜けしている一方で、上値118.07円を切り下げていることで、上値・下値切り下げとなっている。
また、転換線5日(茶線:オリジナル線)、転換線9日(赤線)、基準線(青線)が共に下向きとなっている。そのため、戻り基調でも転換線5日で上値を抑えられる可能性が高い。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:6.17、%D:9.05とかなり売られ過ぎまで低下しているが、%Kと%Dは下向きを維持している。
基準線を下抜けしていることから売り目線で見ることになるが、それよりも各線が横ばいになるまでは弱い展開が続きそうだ。
また、大きなダブルトップのネックラインとなった。2月24日118.19円を下抜けしている。大げさになるが、この下落が継続しているなか、ユーロを買った投資家は全て含み損を抱えていることになる。相場の最終段階で総投げされて初めて底打ちとなる。それまでは押し目い買いは注意が必要となる。
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