★ユーロ/円の一目均衡表日足では、基準線(青線)を下抜けし下落基調が継続している。ただ、一旦雲の上限がサポートラインとして意識され下げ止まっている。
ただ、遅行線(緑線)はロウソク足を下抜けてきていることから、下落基調が維持されている。ロウソク足のレベルが下がってきていることから、遅行線が再びロウソク足を上抜け出来るかが注目される。
先々の雲の上限が上昇していることから、ユーロ買い材料が出てこないと雲の上限を下抜けることになる。欧州ではスペイン・カタルーニャの独立に関する政治リスクが深刻化してきている。また、IMMの投機筋のユーロ買いも10年ぶりの高水準に積み上がっているこあり、ポジションの巻き戻しリスクも残る。
そして、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:21.52、%D:48.60とかなりかい離幅を広げながら両線とも下向きを維持していることから、下落の勢いがあることを示現している。
雲の上限を下抜けした場合は、基準線52(灰色)の131.00円や75指数平滑線(紫線)130.95円、雲の下限130.96円が下値目処となりやすい。
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