FITS エコノミックレポート

★ユーロ/円の日足では、5月16日高値125.81円、5月25日高値125.80円まで上昇した後は、下落調整するというパターンとなっている。ユーロ/円は10日線（黄線）が下値支持ラインとなり、125円台前半まで上昇してきた。アジア市場では、リスク選好の円売りが強まっており、ユーロ/円も3度目の125.80円上抜けトライとなりやすい。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）も、%K：71.34、%D:60.70で過熱感なく上向きを維持している。ただ、一点気になるところでは、ストキャスティクスのトレンドが上値・下値切り下げている。

今後125.80円近辺まで上昇後、下落基調となったら『二度あることは三度ある』こととなり、しっかり上抜けすると『三度目の正直』となり上値追いとなる可能性がある。節目にきているので、注意深くみていく必要がありそうだ。