★ユーロ/円の日足では、前日のロウソク足に対して上値切り下げ・下値切り上げの『はらみ線』となっており、上昇基調も一服している。移動平均線では、45日線(紫線)の121.124円が上値を抑えている一方で、90日線(青線)の120.451円・5日線(赤線)の120.198円が下値支持ラインとなっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:778.75、%D:66.97で上昇基調を維持している。
市場では、移動平均線が上値・下値をがっとり抑えられている。一方で、現段階では『はらみ線』となっていることで相場の転換点ともなっている。転換とは上抜ければ加速する一方で、下抜けると下値模索となりやすい。
現状では、上昇基調のなかでの動きではあるが、上抜けするのか、それとも下抜けするか確認したいところである。戻り相場ではあるものの、トレンド的には上値・下値切り下げていることや、何度も転換点となった121.30円前後からの陰線もみ合いとなっていることも様子見の要因の一つである。
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