FITS エコノミックレポート

ユーロ/円の一目均衡表分析!

 

★ユーロ/円の一目均衡表日足では、仏大統領選前から4月17日を底値となり上値・下値切り上げ上昇基調となっていた。また転換線5日(茶線:オリジナル線)転換線9日(赤線)が下値支持ラインとなり上昇基調となっていた。

仏大統領選を結果を受けて大方の予想通りに独立系中道派のマクロン氏と極右派のルペン氏が決選投票に進出したことで、ユーロ買いが優勢となった。

しかし、雲の下限が上値抵抗ラインとして意識され、一旦下落基調となったが、52期間の中心値となる先行スパン2を現在値に引き直した118.85円が下値サポートとして意識され下げ止まった。本日は75指数平滑線(紫線)の119.24円が下値サポートとなっている。

 

遅行線は終値を結んだラインとなるが、上向きを維持している。また、26期間のロウソク足を目前に上抜け出来るとユーロ買いが強まる可能性が高い。一方で、ロウソク足が上値抵抗すると、一旦は下落調整となりやすい。

 

今後の注目点では、24日の大陰線の中心値(高値120..74円、安値118.88円)の119.81円を上抜け出来るかにある。ここを上抜けしてくると、前日のロウソク足と当日のロウソク足を一本にすると『タクリ線』となり、戻り基調が強いことを示す。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:78.62、%D:60.92と過熱感なく上向きを維持していることから、ユーロの戻りを示している。

 

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