★ユーロ/ドルの週足では、2014年7月25日週以来の200週線(紫線)の1.1788ドル上抜けにトライしている。しっかり上抜けするようなら、ユーロ上昇トレンドが続く可能性が高い。ただ、再び200週線を下抜けするようなら、200週線が上値抵抗ラインとして今後も意識されやすくなる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:97.74、%D:97.41と微妙に%Kが上抜けしているが、2014年以降では最高の過熱感となっている。
このところの主要通貨に対しての消去法からユーロが買われているが、ストキャスティクスに過熱感が出ていることや、急速なユーロ高により南欧諸国などの景気などに大きく影響してくる。また、ユーロ高によりインフレが鎮静化しやすく、物価下落時での量的緩和縮小は難しくなってくる。そういう面でも、急速なユーロ高を一旦冷やすようなECB要人発言などが出やすくなっている。
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