★ユーロ/ドル月足のフィボナッチリトレースメントと白銀比率で分析する。ユーロ通貨上場後の2000年10月安値0.8228ドルと2008年7月高値1.6039ドルの50.0%押しの1.2134ドルが上値目処となり再び下落基調となっている。
重要ポイントだった逆三尊底のネックライン1.1714ドルを一旦上抜けしたものの、再び下抜けしてしまった。そのため、ユーロの戻りの勢いが鈍化している。そのため、ネックラインが上値抵抗ラインとして意識されやすい。また、下値では、61.8%押しの1.1212ドルが下限の節目となりやすい。
長期的なトレンドでは、2016年5月1.1616ドルの直近高値を上抜けしたことで、今までの上値切り下げから反転の兆しは出ている。
半値押しのところでは、何度も下値支持ラインとなったことから、上値抵抗ラインとしてもかなり意識されているようだ。ECBが量的緩和量を減少させたものの、利上げについては来年以降の話しとなることから、米国の出口戦略とは一線を引いている。また、英国のEU離脱交渉が難航していることも、ユーロの上値を抑える可能性が高い。
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