★米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がメキシコの格付けをBBB+からBBBに引き下げた。まだトリプルBを維持していることから投資不適格にはならないが、戻り基調だったメキシコペソの重石になる材料と言える。
メキシコペソ/円は、3月24日の安値4.328円が底値となり、5日SMA(赤線)4.5840円と10日SMA(黄線)4.5864円を上抜けた。そして、5日SMAが上向きとなり10日SMAとゴールデンクロス寸前の様相となっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も低位で%DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きとなっていることで戻り基調が継続している。
前日高値4.775円を上抜けしたものの、格下げが影響して上値を抑えて陰線となっている。
まとめると、基調的には戻りが継続しているが、格下げによるマイナス材料を織り込むまでは様子見としたい。他の格付け会社も追随して利下げとなる可能性もあり、その際は大きな下落要因となる。
こういう悪材料は、24時間で世界の市場で一旦織り込まれることが多い。そのため、来週の値動きで戻り基調が継続するようなら、悪材料が織り込まれたことになる。
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