FITS エコノミックレポート

メキシコペソ/円はレンジの上限に接近!

 

★メキシコペソ/円の日足では、昨年12月からケルトナーチャネル(パラメータ:20、1.5)ボリンジャーバンド(パラメータ:20、±2σ)のバンド内でのレンジ相場となっている。

まず、ケルトナーチャネルは、移動平均線を挟む2本の上下ラインでバンド上のチャネルを描き、値動きの多くはチャネル内で推移するが、チャネルから飛び出した値動きをフォローしていくトレンド系のテクニカル指標として使われる。一方、ボリンジャーバンドは、移動平均線と標準偏差で構成されており、移動平均線を表す線とその上下に値動きの幅を示す線を加えた指標で、『価格の大半がこのバンドの中に収まる』という統計学を応用したテクニカル指標のひとつである。

2月22日以降はバンド下限の下放れを試す展開になっていたが、失敗に終わった。そのため、相場は反転する展開になっている。

ただ、レンジ相場上限である、ケルトナーチャネルの上限5.2856円やボリンジャーバンドの+2σ5.3021円が視界にはいってくると上値が重くなってきている。

RSI(パラメータ:14、30、70)でも、60%近辺で横ばいになってきており、今までの上向きのモメンタムは鈍化してきている。

 

レンジ相場の上限へ接近していることから、利益確定売りが増えている可能性が高い。ここからの上値追いはリスクが高まるので注意が必要である。

 

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