★メキシコペソ/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、バンド幅が縮小するスクイーズの状態が継続している。また、一目均衡表の薄い雲の中でのレンジ相場となっており、7月以降ほとんど値幅のない状態が続いている。
相場はボラティリティの縮小と拡大を繰り返し、上下のトレンドを形成する。そのため、これだけボラティリティが縮小した後は、ボラティリティが何時拡大しても不思議ではない状態となる。
来週になると一目均衡表の雲のネジレがあり、トレンドの反転や加速など相場の節目となりやすい地合いとなる。
問題は、上放れするのかそれとも下放れするのである。上放れするのか、それとも下放れするのかのヒントとしては、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)で高水準から%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっている。そのため、下押しバイアスが強まっていることから、現状では下放れの可能性の方が上放れするよりも高い。
約2ヵ月間近くもみ合い相場が続いているだけに、上下どちらかに放れると大きな動きになりやすい。そのため、トレンドを形成しやすいので、アゲンストのポジション保有には注意が必要である。
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