★メキシコでは、先月末にはメキシコ国内で初の感染者が2名確認されたことで、今後さらなる感染が広がれば国内の物流がストップし、消費が手控えられ、ただでさえ景気低迷が続いている状況に拍車をかける可能性がある。 また、中銀の緩和政策にしても、昨年末の賃金アップにより物価上昇へのリスクが高まっていますので、昨年のような利下げが継続できるかどうかにも懐疑的な見方が浮上しており、景気を下支えできる材料が乏しい。
その中、メキシコペソ/円の日足では、各SMAがサポートにならず下落基調が続き最後のサポートラインとして期待された200日SMA(紫線)をも下抜けた。
5日SMA(赤線)が真下を向いておりレジスタンスとして上値を抑える展開となっている。そのため、戻り上値重い展開となっている。
一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、売られ過ぎ域で%DがSlow%Dを上抜けしてきた。しかし、明確な下落トレンドが継続していることから、低水準で底這いする可能性もありダマシとなりやすい。
まとめると、前日に大陽線が出て戻り基調となったものの、再び5日SMAに上値を抑えられる展開となっている。5日SMAが横ばいとなるまでは、短期的に下押しバイアスが強いことを示している。そのため、下落の勢いが鈍化するまでは投資判断は『戻り売り』目線となる。買い場を模索なら、5日SMAが横ばいとなりロウソク足が5日SMAを上抜けするような場面待ちとなる。
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