★メキシコペソ/円の日足では、下値目処として意識される200日SMA(紫線)を下抜けたものの、辛うじて260日SMA(茶線)がサポートとして意識されている。
ただ、下抜けした200日SMAが一転レジスタンスとして意識されるほか、下向きの5日SMA(赤線)も徐々に接近してきており上値を抑える可能性が高い。
また、ダブルトップの11月2日SMAの安値の5.430円をネックラインを下抜けしたことで、下押しバイアスが強まる可能性が高くなっている。
そして、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DとSlow%Dはかい離幅を広げながら両線とも下向きになっていることから、下押しバイアスが強いことを示している。
これらのことから、下落基調が継続していることを示している。
そのため、260日SMAを下抜けすると下落基調が強まる可能性がある。その際は、10月26日高値5.670円とネックラインの5.430円の値幅0.24円を、ネックラインから同幅下落した5.190円が下値目処として意識される。
現状は260日SMAを下抜けするのか、それとも反転して戻り基調になるかを確認する必要がある。ただ、戻り場面でも上値に各SMAがあり、レジスタンスとして意識される。
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