★欧州市場はイースターマンデー休暇で休場のため、ドル相場には目立った動意は見られず、もみ合い商状となった。NY勢の参入を控え108.30円付近で小幅な値動きが継続。節目と見られている200日線を割り込んでおり、テクニカル的には下値不安が継続した。ただ、持ち高調整と見られる円売りがやや優勢となった。NYダウ先物の上昇や日経先物の持ち直しなどを手掛かりに円売り・ドル買いが出て、一時108.63円付近まで上げた。なお、米4月NY連銀製造業景気指数はプラス5.2となり、市場予想のプラス15.0を下回ったものの、相場の反応は限定的だった。その後は、米長期金利の上昇が一服するなか、全般にドル売りが進んだ。一時108.30円付近まで下押ししたもののそのあとは全般ドル売りが一服し、下値を切り上げた。ムニューシン米財務長官がFT紙とのインタビューで『強いドルは長期的には良いこと』と述べたことが伝わりドルは反発した。また、米国株高や米長期金利の上昇に伴ってドル買いが優勢となった。今日から日米経済対話で円高警戒があることから、109.00円近辺で上値の重い展開となった。しかし、結果次第では一層の反発の可能性もある。
本日は200日線の108.83円付近を維持出来るかが焦点となる。
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