FITS エコノミックレポート

ポンド/円はエクスパンションで上放れ!

 

★ポンド/円は、英国の総選挙に関して、出口調査で与党保守党が過半数を確保するとの内容が早い時間に出てきたことからポンド買いが加速した。

ボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、バンド幅が縮小するスクイーズから、±3σのバンド幅が拡大するエクスパンションした。そのため、しばらくはポンド買い・円売り基調が継続する。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は過熱感が出ているものの、明確な上昇トレンドが発生してきていることから、高水準に張り付く可能性が高く注意する必要がある。

ポンド/円は上放れたばかりなので、逆張りによるポンド売りは時期尚早となる。また、モメンタム系オシレーターであるストキャスティクスは、明確なトレンドが発生すると高水準に張り付くダマシが継続する可能性がある。そのため、過熱感だけでポンド売りは大きな損失につながるので注意する必要がある。

上昇の勢いが鈍化すると、まずはマイナス3σのバンドが横向きから内側に入ってくる。また、さらに上昇の勢いが鈍化するとプラス3σのバンドが横向きから内側に入ってくる。そのため、±3σのバンドが外向きに拡大している時は、順張りでついて行く戦略もある。

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