★ポンド/円の日足では、75日線(緑線)の144.39円の攻防となっている。上値では5日線(赤線)の145.02円、10日線(黄線)の145.35円、25日線(青線)の145.84円がレジスタンスとして意識されやすい。
一方、75日線を下抜けて、7月24日の安値144.00円のネッククラインを下抜けると、200日線(紫線)の141.73円が視界に入ってくる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:14.90、%D:29.90で両線とも下向きを維持していることから、下落基調は維持されていることになる。
英国はEU離脱に伴う清算金として、最大400億ユーロ(約5兆2000億円)を支払う用意があると伝えている。しかし、EU側は600億ユーロ(約7兆8000億円)という数字を提案しており、将来の貿易協定などの交渉開始前に清算金についてある程度進展があることを望んでいる。現在は、かなり清算金の隔たりがある。
英国は2019年3月のEU離脱後3年間、毎年100億ユーロを支払い、その後貿易協定の詳細などと一緒に最終的な額を決定したい意向。英国は貿易協定も含めた包括的な合意の一環としてのみ清算金を支払う用意があるという。
英国側とEU側との見解がかなり開いていることから、ポンドリスクが残ることになる。また、清算金額が決まると、将来的にポンド売り・ユーロ買いにつながる可能性もリスクとなりそうだ。
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