FITS エコノミックレポート

★ポンド/円は、昨日5日線（赤線）・10日線（黄線）を下抜けしたものの、その後は再び上抜けトライとなった。しかし、この両線が上値抵抗ラインとなり上ヒゲとなってきている。

5日線が146.35円、10日線が146.45円となっていることから、わずかではあるがデッドクロスしている。

また、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）も%K：74.83、%D：80.85と高値圏からデッドクロスして下向きとなってきている。

ロウソク足分析では、前日のロウソク足に対して『はらみ線』となっている。前日安値の145.25円を下回るようならば、上値・下値切り下げとなり下落基調となる。

ポンド/円は動きだすと大きな動きとなりやすいので、トレンドが出てからでも十分間に合うことが多い。また特徴としては、下落時には大陰線出現のあと数日戻り基調なる。そして、再び大陰線で下値を切り下げる動きとなりやすい。