FITS エコノミックレポート

★ポンド/円の日足では、大きな節目となる4月17日安値135.57円と5月10日高値147.11円の半値押しとなる141.84円の攻防となっている。また、5日線（赤線）と10日線（黄線）が25日線（青線）を下抜けるデッドクロスとなっている。さらに現状は上値・下値切り下げる下落トレンドとなっている。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、%K:7.88、%D：14.36とやや売られ過ぎまで下落しているが、%Kが下向きを維持しているうちは下落基調が継続しやすい。

現状は下落トレンドにあるものの、半値押しとなる141.84円が一旦下値支持ラインとなり、下げ止まっている。ただ、上値では5日線の143.37円、10日線の143.93円、25日線の144.91円が上値抵抗ラインとなりやすい。下値では、75日線（緑線）の141.18円、260日線（茶線）の139.00円、200日線（紫線）の138.61円が下値支持ラインとなりやすい。

半値押の141.81円で下げ止まるのか、それとも半値押しを下抜けするかが非常に重要なポイントとなる。