FITS エコノミックレポート

ポンド/円は先行スパン2が抵抗ラインに!

 

★ポンド/円の一目均衡表は戻り基調だが、52期間の中心値となる先行スパン2(灰色:当日に引き直し)の143.21円が上値抵抗ラインとなっている。上値では雲の下限の143.38円、75日指数平滑線(紫線)の143.77円転換線9日(赤線)の144.25円基準線(青線)の144.49円と抵抗ラインが多くあり、上値を抜けるにはポンド買いの新規材料が必要となりそうだ。

また、7月24日安値144.00円がネックラインとなっており、やはり上値抵抗ラインとなりやすい。このネックラインから再下落となるとネックラインのリタンリバーサルとなり大きな下落となりやすいので注意が必要となる。

 

ロウソク足では、8月11日が底値となり、14日、15日と上値・下値を切り上げる上昇基調となっている。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:20.75、%D:14.60と売られ過ぎ域から緩やかい上向きとなってきている。

 

為替市場全体に11日が一旦ボトムとなり円高一服となっている。ただ、地政学リスクが終息したわけではなく、今後の展開次第では再び円高トライとなる可能性もある。また、13日から9月5日まで水星逆行期に入り、この時期は為替市場のボラティリティが高まるので注意が必要となる。

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