FITS エコノミックレポート

★9月25日安値149.73円のダブルトップネックラインを一旦下抜けし下落基調が強まったが、一旦戻り基調となった。ただ、5日線（赤線）と10日線（黄線）がデッドクロスし、その後も5日線が25日線（青線）がデッドクロスしており、下落基調は継続していることになる。また、25日線がしっかり上値を抑えていることも、本来なら上値が重いことを示現している。10日線も下向きとなっており、上値抵抗ラインとなりやすい。

さらに、上値ではネックラインも上値抵抗ラインとなりやすいく、ネックラインまで上昇後再び下落するリタンリバーサルとなる可能性もある。

今回の戻り基調では、フォーメーション的に下降フラッグになる可能性がある。下落基調から上値・下値を切り上げつつも結局は上値が重くなり、下落するフォーメーションである。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、売られ過ぎから%Kと%Dは上向きとなっているが、それほど強い戻りにはなっていないので注意しておく必要はある。

現在は前日ロウソク足に対して上値・下値切り上げとなる戻り基調ではあるが、上記したように下降フラッグとなる可能性もあるので5日線を下抜けしてくると要注意となる。