★英メイ首相は、EUに関する見解の違いからジョンソン外相を更迭するよう与党保守党内の圧力にさらされている。ジョンソン氏はここ2週間に2回、離脱を巡るメイ首相の方針に反旗を翻した。また、ハモンド財務相はBREXITの交渉に向けて不透明性が経済の課題となると言及している。英国閣内での不協和音や経済の不透明感などが報道されており、ポンドには悪材料となっている。
ポンド/円の日足では、ダブルトップネックラインとなる9月25日安値149.73円を挟んでの動きとなってきた。現在このネックラインを上抜けてきている。ただ、上ヒゲ・下ヒゲとなる可能性があり慎重に見ていく必要がある。
5日線(赤線)と10日線(黄線)がデッドクロスしてきており、上値をこの両線が抵抗ラインとなり上値を切り下げている。前日ロウソク足に対しては『はらみ線』となっており、前日安値149.25円を下抜けしてくると上値・下値切り下げとなる。そうなると25日線(青線)の147.30円近辺が視野に入る。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、買われ過ぎ域から%Kと%Dがややかい離幅を広げながら下落基調となってきた。
ポンド/円はボラティリティが高い通貨なので、はっきりとしたトレンドが出るまでは慎重姿勢が重要となる。一旦トレンドが出ると、トレンドが継続しやすい。昨日からこのネックラインを意識した値動きとなっており、値持ちを保っているので注意する必要がある。
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