FITS エコノミックレポート

★ポンド/円の日足では、7月12日安値145.25円をネックラインとしてダブルトップを形成している。このネックラインは5月19-25日に上値抵抗ラインとなっていた。5日線（赤線）と10日線（黄線）が、ほぼ一直線に並んでおり、短期的にはもみ合い相場となっている。

ただ、25日線（青線）、75日線（緑線）、200日線（紫線）、260日線（茶線）は、緩やかながらも上昇基調を維持している。

一方で、146.70円近辺では上値の重い展開となっており、レンジ相場的な動きになっている。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、もみ合い相場ながらも買われ過ぎ域から%Kと%Dはかい離幅を広げながら下向きとなっている。

今後の注目点では、ダブルトップのネックラインを下抜けするかが最大の焦点となる。また、戻り直面では5日線や10日線を上抜け出来るかも注目される。

本日のロウソク足は、値幅のほとんどない十字線となっており、前日のロウソク足に対して『はらみ線』となる迷い線となっている。