FITS エコノミックレポート

★ポンド/円の週足では、いよいよ13週線（赤線）の139.67円、26週線（青線）140.43円、52週線（緑線）の139.71円を上抜けしてきた。そのため、今度はこの移動平均線が下値支持ラインとなりやすい。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、売られ過ぎ域から%K：42.08、%D:25.95とかい離幅を広げながら、上向きとなっている。

また、月足でも今まで上値抵抗ラインとなっていた12カ月線の139.98円を上抜けてきた。

前週は、各移動平均線を下抜けしたことから、上値抵抗ラインに阻まれるかと思われたが、一気に上抜けする上昇となった。前週の安値が135.57円だったことから、一気に7.50円近く円安となったことになる。下落する時も激しいが、上昇するときも激しい。

英国の経済指標が鈍化し始めているので、今度は大きく下落するリスクもあるのでポンドを売買する際は十分気をつける必要がある。