FITS エコノミックレポート

★ポンド/円は、17日に大きく下落したが、25日線（青線）に下支えされ戻り基調をたどっている。また、基本的には5日線（赤線）を上抜けているので、上昇基調が維持されていると言える。上値では10日線（黄線）の145.30円が上値抵抗するかが注目される。

200日線（紫線）は緩やかながらも上昇基調にあることから、長期的には上昇トレンドが維持されている。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、%K:31.66、%D:30.5に位置しており、一旦%Kが下向きとなったが、まだ%Dを上回っている。

昨日英国では、マンチェスターで自爆テロがあったが、テロによるポンド売りは一時的なものとなった。テロ自体は一時的な現象との見方となっている。見方を変えれば三角持ち合いの様相となっており、上放れ下放れすると大きな動きとなりやすい。