FITS エコノミックレポート

★プラッツドバイ原油の日足では、40,000-45,000円のレンジ相場が続いている。その中で、25日SMA(青線）が抵抗体となっており、戻り場面ではレジスタンスる一方で、下押しではサポートとして意識されている。

昨日75日SMA（緑線）がサポートとなり、反転したものの5日SMA（赤線）、10日SMA（黄線）、25日SMAがレジスタンスとなっていた。しかし、それらのSMAを上抜けしてきたことで、レンジ上限となる45,000円を意識した動きになる。

一方で、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）は、％DがSlow％Dを下抜け両線とも下向きになっており、上値を切り下げてきていることで下押しバイアスが強まっている。

ロウソク足では、上値レジスタンスを上抜けしたものの、ストキャスティクスでは引き続き下押しバイアスが残っている。そのため、レンジ上限近辺まで上昇する可能性はあるが、％DとSlow％Dが下向きになっていることで、レンジを上抜けるような強い動きにはなりにくい。％Dが上向きになるかが今後の注目点となる。