★プラッツドバイ原油の長期トレンドを示す月足では、20年4月安値15,710円が大底となって戻り基調が継続している。18年10月高値58,300円を起点として、20年1月高値を結んだトレンドライン(R2)を上抜けるとともに24ヵ月SMA(青線)を上抜けしたことで上昇基調に勢いがつき、節目となる120ヵ月(緑線)を上抜けした。
この120ヵ月SMAは15年5月や19年4月にレジスタンスとして意識され上値を抑えられると大きく下落する展開になった。一方、18年5月に120ヵ月SMAを上抜けすると、18年10月高値58,300円まで上昇した。相場の節目として120ヵ月SMAが意識されている。
20年4月安値15,710円を起点として20年11月高値31,480円を結んだトレンドライン(S1)の上方に位置していることから、上昇基調は継続している。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%D:94.74%、Slow%D:91.64%と過熱感が出ており、調整的な動きになっても不思議ではない。
現在120ヵ月SMAの45,185円前後がサポートとして意識され、上昇基調は継続している。しかし、13年12月高値71,270円を起点として14年6月高値69,950円を結んだトレンドライン(R1)が上値目処として意識される。
ストキャスティクスでも過熱感が出ていることから、R1で上値を抑えられる展開になりやすい。ただ、モメンタム系オシレーターは、トレンドが継続している間は過熱感があっても基調を継続するダマシとなりやすいので、過熱感だけでの売買には注意が必要である。
相場の節目近辺まで上昇しており、R1を上抜け出来るかが重要なポイントになる。
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