FITS エコノミックレポート

プラッツドバイ原油の日足では三角持ち合いを維持!

 

★プラッツドバイ原油の日足では、9月3日高値31,000円を起点として9月23日高値29,450円を結んだトレンドライン(R1)27,000円の水平線(S1)による三角持ち合いの様相を維持している。

昨日は、この三角持ち合いを上放れるような値動きとなったものの、再び三角持ち合いの中に押し戻される展開となった。

短基線となる5日EMA(指数平滑線:赤線)10日EMA(黒線)20日EMA(青線)は緩やかに下向きとなり3EMAが集中してきた。短期的には下落基調となっている。また、緩やかに上向きの100日SMA(灰線)の28,091円がサポートとならず下抜けした。

また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%Dが下向きとなりSlow%Dを下抜けするような様相となっている。

一方で、ロウソク足は陰線ながら下ヒゲを付ける大陰線となっており、下落の勢いが鈍化していることを示している。

まとめると、一時三角持ち合い上放れの様相となったものの、再び大幅な下落となったことで、上値の重さが意識された。そして、下値を試す動きとなったが2,7000円に届かず持ち直しの展開となった。徐々に上値を切り下げながらも今後も27,000円近辺では下げ止まるようなら、最終的には上下に大きく放れる動きとなりやすい。

そのため、明確に上下に放れなければ三角持ち合いが継続することから、前日高値よりやや安いところでは『売り』。そして、27,000円近辺では『買い』の動きが継続しそうである。

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