★プラッツドバイ原油の中期トレンドを示す週足では、下値を26週SMA(青線)27,416円がサポートする一方で、13週SMA(赤線)29,121円がレジスタンスとなり、約1,700円幅のレンジ相場も6週間目になっている。
上下どちらかに放れると、もみ合い相場が長くなっていることからトレンドが発生しやすい。もともと相場はトレンド→もみ合い→トレンドのサイクルで動いていることとから、トレンドの発生待ちとなる。
上下どちらに振れるか探ってみると、13週SMAと26週SMAはほぼ横ばいとなっていることで、トレンドレスの状態となっている。ただ、52週SMAは(緑線)は緩やかに低下している。また、52週SMAを上抜けしたところで、相場が反転する展開が続いている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、買われ過ぎ域から%DがSlow%Dを下抜け下落基調が続いた。しかし、%Dが上向きとなってきており、Slow%DとGC寸前となっている。徐々に上向きバイアスが強まっているがダマシになる可能性もあるので注意が必要となる。また、プラッツドバイ原油は、ストキャスティクスでリズム良く上昇・下落を続けているので、分かりやすい動きとなっている。今までの動きなら、十分低水準まで下落する展開となる。
現状の動きからは、上下どちらに放れるか判断するには明確な材料がなく判断しにくい。もみ合い相場が長いだけに、トレンド発生後に順張り売買が良さそうだ。
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