★プラッツドバイ原油の日足では、20年11月2日安値24,450円を起点として21年2月1日安値34,620円を結んだトレンドライン(S1)の下抜けるかの攻防となっている。
さらに、20年11月2日安値と21年3月8日高値44,940円を結んだフィボナッチ・リトレースメントの23.6%押しの40,104円の攻防となっている。
25日SMA(青線)を下抜けると一転してレジスタンスとして意識され上値を抑えている。さらに、5日SMA(赤線)が25日SMAを下抜けるデッドクロスすると、5日SMAもレジスタンスとして意識され上値を抑える展開となっている。
パターン分析では、ダブルトップから3月11日安値42,280円のネックラインを下抜けた下落基調となっている。この場合の下値目処は、3月8日高値44,940円からネックラインの42,280円を差し引いた2,660円の値幅をネックラインから差し引いた39,620円が目処になりやすい。3月24日に39,240円まで下落した後に、反転戻りとなったことで、下値目処からの戻り基調と言える。
まとめると、現状はダブルトップからの下落基調の中、25日SMAとS1も下抜けしたものの、ダブルトップの下値目処から反転して23.6%戻しの40,104円を回復する戻り基調となっている。しかし、5日SMAが戻りの勢いを止めるレジスタンスとして意識する動きになっている。そのため、単純なもみ合い相場というよりも、相場の節目の中での動きになっている。
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