★ドル/円の中期トレンドとなる週足では、半値戻し109.66円の攻防となっている。直近高値17年11月10日週高値114.73円と直近安値3月30日104.59円を結ぶフィボナッチとレースメントと白銀比率で分析する。
先週『たくり線』でドルが持ち直した勢いそのままに、半値戻しを上抜けしてきた。この半値戻しを今週末までに確り維持出来るようなら円安傾向が強まりやすい。
ただ、上値では52週線(緑線)110.29円が位置しており、レジスタンスとして意識されやすい。
また、5月18日週と5月25日では、61.8%戻し110.86円がレジスタンスとなり下押しした経緯があり、再び上値の重くなる値位置となりやすい。
13週線(赤線)が上向きとなってきており、中期的には戻り基調が継続している。
一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は買われ過ぎ域から%Kが%Dを下抜け、両線とも下向きとなっていることで、やや円高圧力が強まっている。ただし、ストキャスティクスはトレンド発生時には、押し目買いのダマシを発生しやすいことから注意が必要となる。
まずは、今週半値戻し109.66円を維持出来るかが焦点となる。
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