★ドル/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)日足では、21日SMAを挟んでの値動きとなり±3σのバンド幅が縮小するスクイーズの動きが出ている。
下値では―1σがサポートとなり下支えする展開となっている。明日には雲の下限と接することから、雲の中に入り込むのか、それとも雲の下限に沿って下落するのかが注目されるところである。
また、7月以降は一目均衡表雲の下限を下抜けしており、戻り場面では雲の上限や7月1日高値を起点として8月28日高値を結んだトレンドライン(R1)がレジスタンスとなり上値を抑える展開となっている。雲の中に入っても、R1がレジスタンスになる可能性が高い。
一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、下落基調から%Dが緩やかに上向きになっており、Slow%Dを上抜けしてきたことで下げ止まりの兆しが出ている。
まとめると、ボリンジャーバンドのバンド幅が縮小してきていることから、近い将来上下どちらかにに放れる可能性が高まっている。上値ではレジスタンスがしっかり上値を抑えている一方で、オシレータでは戻り基調を示していることで下押しバイアスにもなっていない。
要するに日足では、上下に放れる前兆は出ているが、上下どちらに放れるかは明確ではない。
そのため、もみ合い相場からの上下放れに順張りがベストな戦略となる。
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