★ドル/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、バンド幅が縮小するわけでもなく、概ね一定のバンド幅を保ちながら横ばいとなっていた。ただ、直近では±3σのバンド幅が拡大するエクスパンションの動きとなってきた。そのため、現状は下押しバイアスが強まっている。
一目均衡表の雲の上限で推移し、雲の下限がサポートラインとして意識されていた。しかし、朝方から雲の下限を下抜けたことで、一転雲の下限がレジスタンスとなりやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DとSlow%Dがかい離幅を拡大して、両線とも下向きとなっていることから下押しバイアスが強いことを示している。
まとめると、週明けのドル/円相場は現在下押しバイアスが強いことを示している。ただ、12月後半では109円台半ばで推移していたことから、108円台割れでは押し目買いも入りやすい。本日はリスク回避の動きが強まりやすく、ドル/円の下値を確認するまでは注意が必要となる。
特にアジア市場がリスク回避の動きが強まると、欧米市場でも伝播しやすくもう一段の円高・ドル安が進行する可能性があるので注意が必要である。米国とイランの対立激化が始まったばかりなので、ここは慎重姿勢が重要となる。
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