★ドル/円の日足では、三尊天井を形成しており5月29日安値108.08円がネックラインとなっている。また、真ん中の山が高いことからネックラインを下抜けると、ドル/円の大幅下落(円高)が予想されるので注意が必要。
3月26日直近安値104.59円と5月21日直近高値111.39円を結んだフィボナッチリトレースメントと白銀比率で分析する。週末は23.6%押し109.79円が上値抵抗ラインとなり下押ししたが、白銀比率29.8%押し109.36円が支持ラインとなり上抜けて終了した。現在のところ109.30-109.70円台が相場の節目になっている。
11-15日週は重要なイベントが目白押しとなっている。G7首脳会談は8日から9日にかけ、カナダのケベックで開催される。さらに、12日には歴史的な米朝首脳会談がシンガポールで開催される。金融政策でも連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)、欧州中央銀行(ECB)は定例理事会、日本も金融政策決定会合を予定している。
そのため、大きく相場が動く可能性があるので注意が必要となる。下値では38.3%押し108.79円、5月29日の三尊天井ネックラインとなる108.08円、半値押しの107.99円が節目となりやすい。
ロウソク足では、前日ロウソク足に対して上値・下値を切り下げる陰線となっていることから、円高圧力が強いことを示している。そのため、週明けは前日高値109.85円と安値109.17円を上抜け・下抜けするかが焦点となる。
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