★ドル/円の一目均衡表週足では、本日トレンドの反転や加速など相場の節目となりやすい雲のネジレにあたっている。相場の方向性を示す基準線(青線)は横ばいとなっているものの、雲の下限を下抜けして転換線9(赤線)は下向きとなっており、短期的には下落基調が継続している。
26期間遅行する遅行線(緑線)は、昨年10月19日週のロウソク足がレジスタンスとなり下落基調が継続している。また、26期間先行する先行スパンでは先行スパン1が先行スパン2を下抜けしたことで、下落基調が強まっている。
1月11日週の安値107.72円を下抜けしていることから、次に下値目処は1月3日のフラッシュ・クラッシュ時にも意識された3月30日週安値104.59円が視界に入ってくる。
DMI(パラメータ:14)でも-DIが下落基調にあり、トレンドの強さを測定するADX(緑線)は緩やかに上昇していることから、下落トレンドが明確になっている。
まとめると、今週は相場の節目にあることから、トレンド加速には注意が必要となる。一方で、107円割れ寸前まで円高が進んでいることから、円高けん制発言や日銀によるレートチェックなどが入りやすく、一転して戻り基調となる可能性もあることには留意が必要となる。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 1月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |