★ドル/円の日足では、75日SMA(緑線)を上抜け出来なかったことから、上値の重さが意識されている。6月10日に75日SMAを下抜けしてから、レジスタンタンスとして意識され、100日SMA(黒線)と共に上値を抑える展開となっている。
今回も8月12日に75日SMAまで戻り基調となったものの、上値を抑えられ上向きに5日SMA(赤線)を下抜ける展開となっている。下値では、下向きの25日SMA(青線)の106.27円や上向きの10日SMA(黄線)の106.21円がサポートとして意識される。
一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DとSlow%Dが上向きを維持しており、上向きバイアスが継続していることを示している。
まとめると、75日SMAがレジスタンスとなり上値の重さが意識されると、一旦下押しトライの様相となっている。ただ、上向きバイアスが残っていることから、再び上値トライとなる可能性もある。しかし、上向きの5日SMAや10日SMAが横ばいから下向きに変わると、ドル/円の下押しバイアスが強まりやすくなるので注意したい。
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