FITS エコノミックレポート

ドル/円の日足では100日SMAの節目に!

 

★ドル/円の日足では、レジスタンスとして意識されていた75日SMA(緑線)の107.45円を上抜けした。100日SMA(黒線)も5月21-22日にレジスタンスとして意識され上抜け出来なかったことで、円高基調が継続することになった。その100日SMAの108.14円を目前となっており、明確に上抜けできるようなら、200日SAM(紫線)の109.46円が次の節目となる。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きを継続しているが、かなり買われ過ぎ過熱感が出てきている。ただし、明確なトレンドが発生しているうちは上方かい離もしくは高水準を継続することには留意する必要がある。

まとめると、ドル/円は円安方向でのトレンドが継続しているものの、節目となる100日SMAでの動きには注意が必要となる。上抜けした際は、8月1日の直近高値109.31円や200日SMAの109.46円が上値目処として意識される。一方で、100日SMAに上値を阻まれると、ストキャスティクスでは過熱感があることから、やや大きめの調整となりやすい。下値では75日SMAの107.45円や8月26日安値を起点として9月4日安値を結んだトレンドラインが下値目処となりやすい。ただ、これらの抵抗帯をした抜けすると、25日SMA(青線)の106.44円が視界に入ってくる。

ちょうど節目にあることから注意深く見ていく必要がある。

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