FITS エコノミックレポート

★ドル/円の日足では、絵に描いたようなサポートラインで反発する展開となっている。一つ目は3月26日の年初来安値14.59円と8月21日安値を結んだトレンドラインの延長上、二つ目は75日SMA（緑線)がサポートとなって反発した。

ストキャスティクス･スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）でも、%Kが3月26日につけた13.15を下回る10月12日に10.01まで低下した後の反発となっている。

ドル/円は短中期の上昇トレンドと調整的な下落の中で、長期トレンドに沿って上昇トレンドを形成していることが分かる。そのため、この長期トレンドを下抜け、なお且つ直近安値を下抜けした時にトレンド転換となりやすい。また、基本的にロウソク足が5日SMA（赤線）を上抜けすれば上昇基調、下抜けしたらトレンド転換というような目線だけでも分かりやすい相場動向となっている。