★ドル/円の日足では、直近2月20日高値112.22円付近から翌日には上値を切り下げる展開となり、2月24日には5日SMA(赤線)を下抜ける展開となった。その後は、5日SMAが下向きとなりレジスタンスとして意識され下落基調が継続した。3月9日の底値101.16円から戻り基調となり、3月13日には5日SMAを上抜けすると、一転5日SMAがサポートとなり円安基調が継続している。
現在は円安の勢いは鈍化しているものの、5日SMAがサポートラインとなり円安基調が継続している。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14,5、3、20、80)もリズム良く上昇・下降を繰り返す展開となっている。%D:95.08、Slow%D:91.87とやや過熱感が出てきている。このところの動きとしては、高水準で横ばいとなり高止まりした後に下落するパターンとなっている。
まとめると、5日SMAを上回っているうちは円安基調が継続しやすい。しかし、5日SMAを下抜けてさらに5日SMAが下向きとなったら円安基調の終了と、円高への反転となりやすい。その際、ストキャスティクスの%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きになると円高基調になる。そのため、現段階での投資判断は『円売り・ドル買い』継続ということになる。
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