★日米金利差だけがドル/円(黒:破線)の為替レベルを決定するわけではないが、かなり参考になることはチャートからも分かる。ドル/円を日米2年金利差(赤線)と日米10年金利差(青線)と対比して見てみる。
現在のドル/円は109.40円前後で推移しているが、この為替レベルでは日米金利差が2.35∸2.40%近辺となっている。24日時点では日米2年金利差:1,724%、日米10年金利差:1.901%になっているが、この日米金利差であれば105円前半から106円前半近辺が過去の実績となっている。
要するに日米金利差に比べてドル/円では円安基調になっていることになる。
年末と米企業決算による季節要因から、ドルの需要が強まっていることが要因と見らる。
年末までにはドル需要も一服することから、ドルの下落要因となりやすい。現在の日米金利差からすると、年明けには105円前半から106円前半近辺まで円高・ドル安が進む可能性がある。
一方で、米国債金利が年末から年始にかけて上昇するようなら、日米金利差が拡大することで円高圧力が後退する。そのため、年末から年始にかけての米国金利の動向は注視する必要がある。
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