FITS エコノミックレポート

ドル/円の中期トレンドでは円安基調は変わらず!

 

★ドル/円の中期トレンドを示す週足では、上からロウソク足13週SMA(赤線:112.045円)26週SMA(青線:111.060円)52週SMA(緑線:108.801円)200週SMA(紫線:108.799円)の順番になっていることから、上昇トレンドが継続している。

また、13週・26週・52週SMAが上向きになっていることも、上昇基調が強いことを示している。

さらに、1月8日週安値102.56円を起点として9月17日週安値109.08円を結んだトレンドライン(S2)の上方に位置していることも上昇基調を示している。

一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、買われ過ぎ過熱感が出ており、%DがSlow%Dを下抜けしてきている。そのため、円安基調の勢いは鈍化傾向にある。

10月中旬以降から約1ヵ月間もみ合い相場が継続している。もし、上値の重さが意識され円高基調になるようなら、13週SMAの112円が下値目処として意識される。

しばらくはドル/円相場に関しては、押し目狙いの動きになりやすい。

 

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