FITS エコノミックレポート

ドル/円のボリンジャーバンドに変化の兆し!

 

★ドル/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1、±2、±3)日足では、バンド幅が縮小するスクイーズからバンド幅が拡大するエクスパンションとなっていたが、プラス3σが内側に入ってきたことで、円安進行も一服となる可能性が高い。バンド幅の伸縮を示現するボリンジャー%B(パラメータ:21、3、5)でも、ボリンジャー%Bが横ばいとなってきており、バンド幅の拡大の勢いが鈍化していることを示している。さらに、プラス3σも内側に入ってくると、円安トレンドが一旦終了したと判断される。また、現在プラス1σの112.255円がサポートとして意識されていることから、下抜けするかが注目される。

 

ただ、相場の勢いを示すモメンタム(パラメータ:14)は上向きを維持していることから、円安への勢いは残っている。モメンタムも低下傾向となると、円安のトレンドへの変化が示される。

 

NY市場でトランプ米大統領が米FRBへの利上げやドル高けん制と受け止められる発言があったことから、ドルの上値が重くなっている。そのため、113円台の上値が重くなる可能性が高い。

本日は『ゴトー日』に当たることから、仲値決め以降の動きが重要ポイントとなる。再び円高基調が強まる可能性があるので、注意が必要となる。

カテゴリー: ホットニュース

カテゴリー

カレンダー

4月 2024
« 1月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ページの先頭へ