FITS エコノミックレポート

ドル/円では13週SMAで一旦下げ止まる!

 

★ドル/円の中期トレンドを示す週足では、7月2日週に111.65円の高値がピークとなり下落調整局面になっている。

7月2日週の高値近辺は、昨年の2~3月に円安のピークとなったレベル近辺になっている。

111円台半ばから112円台前半では、ドル売り需要が強いことを示している。

今週はドル高調整の動きになっており、円高が進行する展開になっている。ただ、13週SMA(赤線)の109.524円まで下落したものの、サポートとして意識され下げ止まった。

この13週SMAは昨年レジスタンスとして意識され上抜け出来ない状態だったことで、一旦上抜けした後はサポートとして意識されている。

13週SMAの下値では200週SMA(紫線)の108.902円が位置しており、やはりサポートとして意識される。

円高調整基調が続ているが、13週SMAで下げ止まったことで円買い一服感は出た。ただ気になる所では、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、価格は上昇したにも関わらず、上値を切り下がる弱気のダイバージェンスになっており、下落の前兆シグナルが点灯している。

いったん円高基調にも一服感は出ているが、調整局面が終了したと判断するには時期尚早である。今後も13週SMAとロウソク足との動きには注意が必要である。

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