★ドル建て日経225週足は、日経225をドル/円で割ったものであるが、一目均衡表の有効性が高い。これで外国人目線で日経225の動きをみることが出来る。
週足なので中期的トレンドを見ていくものである。2016年6月以降で日経225が下押しした場合でも基準線(青線)が下値支持ラインとなり上昇基調を継続してきた。今月2月5日以降の急速な大幅下落の際でも、下げの勢いが強まったことから基準線を若干下回ったものの、結局は基準線が下値支持ラインとなり戻り基調となっている。
外国人投資家から見ると、日経225の回復と円高が同時に進むことは、株価による利益と為替による利益が同時に発生することになる。そのため、外国人目線からは、日本株の投資妙味が出ていることを示している。
2月5日以降の下げ大幅下落となったものの、一目均衡表の雲の上限の上の位置にあり、基準線を上回っていることから、外国人投資家目線では悲観的な見方にはなりにくい。ただ、上値では転換線9日(赤線)202.59ドルが上値抵抗ラインとして意識される。
ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kと%Dがかい離幅を広げて両線とも下向きとなっていることから、下落圧力はまだ強く油断できない状況となっている。
基準線の198.11ドルを下抜けしてしまう展開となると、外国人投資家からの売りが強まる可能性は残る。
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