FITS エコノミックレポート

ドル/円長期トレンドでは!

 

★ドル/円の長期トレンドを表す月足では、上下どちらに振れても不思議ではなくなってきている。上振れに関しては、12カ月線(赤線)がわずかながら20カ月線(紫線)24カ月線(青線)とゴールデンクロスし始めている。

 

一方で、ロウソク足は、12カ月線と24カ月線を下抜け、徐々に上値・下値を切り下げてきている。

 

24カ月線の111.49円を上抜けしてくると、12カ月線と24カ月線のゴールデンクロスが本物になり、上値を試す・展開が継続する。一方で、上値下値切り下げながら20カ月線を下抜けしていくと、再び下値トライとなりやすい。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、MACDとシグナルがゼロライン上で横ばいとなっていることから、もみ合い相場を示現しており、どちらに振れても不思議ではない状態である。

 

このように、円高リスク・円安リスクと言われて変動幅が大きくなっているが、長期トレンド的にはどちらに振れても不思議ではなく節目の動きになっている。多分上抜けしたのならば、9月時点で12カ月線と24カ月線がゴールデンクロスしていたという後付けの理由が成り立つ。また、下落トレンドとなった場合は、24カ月線が上値を抑え上値・下値が切り下げていたからという理由づけとなるのだろう。

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