FITS エコノミックレポート

★ドル/円の週足では、昨年7月以降20-23期間で変化している。サイクルの初めと終わりでドルがもっとも安くなる。その後、ドルが反発してダブルトップを形成し、再びドルは安値に向かって下落するパターンが続いている。

パターンからすると、先週ちょうど20期間を向かえ陰線引けとなり直近のドル安値を付けた。

ストキャスティクス･スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）でも、％K：8.74、％D：13.93となかり売られ過ぎ過熱感が出ている。

サイクル的には、そろそろドルが反発する場面が出てきそうな様相となってきた。ただ、2月は米国債の利払いと償還が月中にあり、上旬は本邦機関投資家等からのリパトリ（円買い･ドル売り）が持ち込まれやすい月となっている。そのため、あと1-2週間はドルが低迷する可能性がある。ただ、サイクルが継続するなら、その後はドルの反発地合いとなりやすい。